ソフトウェアやウェブサイトの中に、開発者が密かに隠しておくメッセージやミニゲーム。これらはイースター(復活祭)の隠し卵にちなんで「イースター・エッグ」と呼ばれる。IT・ウェブサービス業界において、Googleほどイースター・エッグを積極的に活用し、企業文化の一部として根付かせた会社は他にない。
「askew」と検索すると画面がわずかに傾き、「斜め」の意味を物理的に表現したり、「do a barrel roll」と入力すると画面全体が360度グルリと回転したりする。無機質になりがちなテクノロジー製品に人間味と遊び心を吹き込むこのアプローチは、他企業のWeb開発やアプリデザインにも多大な影響を与えた。
単なる機能性だけでなく、驚きや笑いを提供するデザイン思考。それは、競合他社との差別化を図り、ブランドへの愛着を育む強力なマーケティング手法としても機能している。