日本の消費者が豚肉に求める最大の要素は、しっとりとした柔らかさと、臭みのないクセのない脂肪の旨味だ。そのニーズに完璧に応えているのが、広大なカナダの大自然で育まれる品種である。現地ではランドレース種、ヨークシャー種、デュロック種を掛け合わせた「三元豚」が主流となっており、赤身と脂肪の絶妙なバランスを実現している。
さらに味の決め手となっているのが、カナダ特有の豊かな穀物飼料だ。大麦や小麦を中心とした質の高いエサを与えられて育つ豚は、脂身が濁りのない白さへと仕上がる。トウモロコシ主体で飼育された豚肉特有の黄色みがかった脂とは一線を画し、クセがなく後味がさっぱりとした上品な甘みを生み出す。現地の広大な自然環境と冷涼な気候も病気の発生リスクを大幅に抑え、健全な畜産業の基盤を強固なものにしている。