飲酒に伴う鼻トラブルを未然に防ぐためには、飲む前のコンディション作りと飲み方の工夫が鍵を握ります。空腹状態での飲酒を避け、タンパク質やビタミンB群を含む食事を先に入れておくことで、アルコールの急激な吸収とアセトアルデヒドの急上昇を抑えられます。
また、お酒1杯に対して同量の水を交互に飲む「チェイサー習慣」を徹底するだけでも、鼻粘膜への負担は大幅に軽減されます。体質的に不安がある場合は、ヒスタミン含有量の少ない甲類焼酎やウォッカなどの蒸留酒をメインに選ぶのが賢明です。
ここで絶対に避けなければならないのが、飲酒前後の鼻炎薬の服用です。市販の抗ヒスタミン薬や点鼻薬とお酒を併用すると、中枢神経が強く抑制されて激しい眠気や血圧低下を招く恐れがあります。さらに、血管収縮剤入りの点鼻薬を頻用すると、薬効が切れた際にリバウンドで粘膜が以前より厚く腫れ上がる「薬剤性鼻炎」を引き起こすリスクがあるため、自己判断での薬併用は避けてください。