山口智子のスタイルが社会的な憧れの象徴となった大きな転機が、1996年に放送された伝説的ドラマ『ロングバケーション』でした。ヒロインの葉山南役で見せた、Tシャツにショートパンツを合わせたボーイッシュかつ開放的なコーディネートは、当時の女性たちに強烈なインパクトを与えました。
当時の映像を振り返ると、スラリと伸びた長い足と飾らない笑顔が、従来の「守られるヒロイン像」を塗り替え、自立した女性のアイコンとして定着したことがわかります。その後、一時的にドラマ出演をセーブしていた時期を経て、50代・60代となって公の場に復帰した際も、体型の変化がほとんど見られなかったことは世間を大いに驚かせました。
流行の移り変わりに左右されず、自分に似合うショートパンツやエスニック調のレイヤードスタイルを自然体で楽しむ姿勢は、同世代の女性のみならず若い世代からも高い支持を獲得しています。