ダイソーの独走を許すまいと、株式会社セリアも個性豊かなクラフト素材を投入し続けている。激化する100円ショップ業界のシェア争いは、クレイクラフト分野においても顕著だ。
セリアが展開する樹脂粘土は、ダイソー製に比べてやや柔らかく、開封直後からしっとりとしたペースト感に近い伸びを見せる。微細な指紋がつきにくく初心者にも扱いやすい一方、ダイソー製はしっかりとしたコシがあり、エッジの立ったシャープな造形を維持しやすい。作りたいモチーフの硬さやデザインに応じて両者を使い分けるのが、現在のクラフト界における賢いスタンダードとなっている。