手軽で機能的なダンボールベッドですが、飼い主が常に留意すべきは猫による段ボールの誤飲と危険性です。特に噛み癖のある猫や歯の生え変わり期にある若齢猫は、爪とぎ中や遊んでいる最中にちぎった紙片をそのまま飲み込んでしまう事故が報告されています。
紙自体は体内で溶けにくく、大量に摂取すると胃や腸の中で水分を吸って膨らみ、消化管閉塞(腸閉塞)を引き起こす恐れがあります。普段からベッドの縁を噛み砕いてボロボロにする傾向が見られる場合は、直ちに使用を中止し、布製や木製のベッドへと切り替える決断が必要です。
製品を選ぶ段階では、接着剤に化学物質(ホルムアルデヒド等)が含まれていないか、天然由来のデンプン糊が使われているかを必ず確認してください。安価すぎる粗悪品の中には、工業用の強い接着剤が使われており、皮膚炎やアレルギーの原因となるケースもあるため注意を払う必要があります。