山陽新幹線の全営業列車が停車する広島駅において、新幹線の乗り場は3階の高架ホーム(11番線〜14番線)に集約されています。改札口や中央コンコースがある2階からエスカレーターまたは階段で1フロア上がる構造となっており、方面別の振り分けは極めて規則的です。
具体的な山陽新幹線広島駅のりば案内を整理すると、進行方向に応じて次のように固定されています。
- 11番線・12番線(上り):岡山・新大阪・名古屋・東京方面
- 13番線・14番線(下り):小倉・博多・熊本・鹿児島中央方面
主力の「のぞみ」「みずほ」「さくら」は基本的に外側の11番線(上り主本線)および14番線(下り主本線)へ優先的に入線します。一方、内側の12番線と13番線は、広島駅折り返しの当駅始発列車や、待避を行う「こだま」「ひかり」などが主に使用する配線となっています。
自由席を利用する際に最も注意すべきは、「列車の編成両数によって自由席の停車位置が大きく異なる」という点です。旅慣れた利用者の間でも混同されがちですが、編成ごとの広島駅新幹線自由席何号車かという内訳は以下の通り厳格に分かれています。
- 16両編成(のぞみ・ひかり):博多寄り先頭の1号車〜3号車(一部ひかりは1〜5号車)
- 8両編成(みずほ・さくら):博多寄り先頭の1号車〜3号車
- 8両編成(こだま):博多寄り1号車〜3号車および7号車・8号車(運行日や列車により全車自由席の場合あり)
16両編成の場合、自由席が位置する1号車〜3号車はホームの最も西側(西広島・博多方面寄り)に停車します。中央のエスカレーターを上がった位置(おおむね7号車〜9号車付近)から1号車までは100メートル以上歩くことになるため、自由席狙いの乗車列に並ぶ際はホームへ上がった直後の移動時間を織り込んでおく必要があります。