ささみの筋取りは包丁不要?身が崩れない簡単裏ワザと下処理のコツ

ささみの筋取りは包丁不要?身が崩れない簡単裏ワザと下処理のコツ

ささみの筋取りは包丁不要?身が崩れない簡単裏ワザと下処理のコツについての疑問解決ガイドをお届けします。

裏ワザを試しても「途中で筋がちぎれてしまった」「肉が引き裂かれてバラバラになった」という失敗談は後を絶ちません。ささみ筋取り身が崩れる原因を力学的に分析すると、主に3つの要因に行き着きます。

第1の原因は、「引っ張る角度」の誤りです。筋を上方向(肉に対して垂直)に引っ張り上げてしまうと、筋膜と筋肉組織が過度に引っ張られ、肉の繊維が耐えきれずに裂けてしまいます。筋を抜く際は、まな板と平行になるよう「真横」または「斜め後方」に向かって引くのが鉄則です。

第2の原因は、「筋の端の露出不足と滑り」です。筋の先端が肉に埋もれたまま引っ張ろうとすると、指先が滑って余計な握力が加わり、身を握りつぶしてしまいます。下処理を始める前に、包丁の背や爪先で筋の端を1cmほど確実に露出させ、乾いたキッチンペーパーでつまむことが不可欠です。

第3の原因は、「肉の温度と鮮度」です。常温に長時間置かれて肉が緩んでいると、結合組織が柔らかくなりすぎて身崩れを起こしやすくなります。冷蔵庫から取り出した直後の、肉が締まっている状態で手早く作業を行うことが、ささみ筋取りのコツとなります。

池田 達也
Author

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。