多くの人が「太い腕」を目指す際、真っ先にイメージするのは力こぶ(上腕二頭筋)だろう。しかし、解剖学的な事実は異なる。腕の体積の約6割を占めるのは、実は裏側にある上腕三頭筋だ。ここをいかに効率よく肥大させるかが、最短ルートの鍵を握る。
最新の研究では、上腕三頭筋の中でも特に「長頭」と呼ばれる部位への刺激が重要視されている。肩関節をまたぐこの筋肉は、腕を頭上に上げた状態で行うオーバーヘッド・エクステンションなどの種目で最も活性化する。力こぶばかりを鍛えていては、いつまでも「細い腕」の印象から抜け出せない。