さらに2026年のビジネスシーンにおいて無視できないのが、セキュリティ対策の放置、いわゆる「サイバー懈怠」だ。顧客情報の漏洩やシステムへの不正アクセスが発生した際、適切なセキュリティアップデートを怠っていたことが発覚すれば、それは単なる事故ではなく、企業の「善管注意義務違反(懈怠)」とみなされるケースが増えている。
これにより、株主から代表訴訟を起こされたり、巨額の損害賠償を請求されたりするリスクが現実味を帯びてきた。もはや懈怠は、机の上の書類仕事だけの問題ではなく、企業の存続を揺るがすサイバー空間の脅威へと直結している。