学生バドミントン界最大の目標である全日本学生バドミントン選手権大会(インカレ)。その関東予選を兼ねる春季・秋季の戦いにおいて、勝敗を分けた最大の要因は「ダブルスの勝率」と「オーダー戦術の読み合い」にありました。
大学団体戦の基本フォーマットは「第1シングルス・第2シングルス・第1ダブルス・第2ダブルス・第3シングルス」の5マッチです。上位校の監督陣が口を揃えるのは、「ダブルスで2勝を挙げられるチームがリーグ戦の8割を制する」という鉄則です。
取材の現場で関係者が証言した通り、強豪校は単複兼任が可能なマルチプレイヤーをどのポジションに配置するかで神経戦を繰り広げます。相手の第1ダブルスを外して確実に1勝を取りに行くのか、エース対決で正面突破を図るのか。2026年シーズンは、オーダー表の提出締め切り直前まで心理戦が展開され、采配の妙が結果を左右しました。