化粧品業界で確固たる実績を築いた山本氏は、2016年、さらなる美の領域へと歩みを進めます。フランスの高級宝飾メゾンであるヴァンクリーフ&アーペル ジャパンへの入社です。マーケティング&コミュニケーション部門のトップとして、メゾンが誇るクラフツマンシップと詩的な世界観を日本市場へ浸透させる大役を担いました。
化粧品のように消費サイクルが比較的早いプロダクトから、世代を超えて受け継がれるハイジュエリーへ。マーケットの質は大きく異なります。しかし、山本氏の軸はぶれませんでした。単に装飾品を売るのではなく、そこに宿る職人たちの情熱やストーリーを届ける姿勢を貫いたのです。
2022年8月、山本晃子氏はその手腕が高く評価され、ヴァンクリーフ&アーペル ジャパンの日本プレジデント(2023年にはリシュモンジャパンの同ブランドプレジデント)に任命されました。歴史あるハイジュエリーブランドの最高責任者として、日本のビジネスを率いる立場となった瞬間でした。