彼女のキャリアを語る上で欠かせない原点が、1995年放送の特撮テレビドラマ『超力戦隊オーレンジャー』だ。東映株式会社が制作し、テレビ朝日系列で放送された本作で、佐藤珠緒はオーピンク役に抜擢。本名の丸尾桃として劇中を駆け抜けた。
当時の現場は非常に過酷だった。東映の監督陣による情熱的な指導のもと、連日のように本格的なアクションや爆破シーンに挑戦。愛らしいルックスとは裏腹に、泥まみれになりながら過酷なロケを戦い抜くタフな姿勢は、今も特撮ファンの語り草だ。この時代に鍛え上げられた度胸と演技の基礎が、後の大ブレイクを支える頑丈な土台となった。