毎年2月2日と10月2日に行われる伝統行事「お綱掛け神事」は、近年、国内外の持続可能な文化遺産を愛好する人々から熱い視線を浴びている。約170メートルにおよぶ大縄を、地域の人々が総出で手編みし、巨岩の頂上から境内の御神木へと引き渡すダイナミックな神事だ。
2026年の現在においても、機械の力に頼らず人の手だけで重い綱を掲げる作業が昔ながらの手法で継承されている。大縄に結びつけられた季節の花を象った「三つのお花畑」が青空に映える光景は、コミュニティの絆と自然への敬意が一体となった感動的な瞬間として、現地を訪れた多くの観光客の心をとらえて離さない。