ぽっちゃりグラビアの歴史を語る上で欠かせないのが、パイオニアとして道を切り開いたトップタレントたちの存在です。
その筆頭が磯山さやかです。デビュー当時、業界標準だった極細体型とは一線を画す「ぽっちゃりキャラ」としてバラエティ番組で頭角を現した彼女は、自らの体型に葛藤した時期もありました。当時のインタビューや手記において、彼女は次のように振り返っています。
「周りの子がみんな細くて、衣装が入らないことに涙したこともありました。でも、『その柔らかさが最高に可愛いよ』と言ってくださるファンの方々の言葉で、自分の体型を愛して武器にしようと決意できたんです」
この決断が実を結び、40代を迎えてリリースされた写真集『and more』は発売即重版を記録。年齢を重ねても損なわれないみずみずしい肌の質感と柔らかなカーブは、「奇跡の肉感美」としてグラビア史に刻まれました。
そして、もう一人の絶対的アイコンが篠崎愛です。ジュニアアイドル時代から圧倒的なバストと愛らしい童顔で注目を集め、「ぽっちゃり=篠崎愛」という揺るぎないパブリックイメージを確立しました。韓国をはじめとする海外でも爆発的な人気を博し、現在は卓越した歌唱力を活かした歌手活動や、洗練された大人のグラビアを両立させながら第一線で輝き続けています。
これらの偉大な先駆者たちの背中を追い、現在のグラビア界ではTikTokやInstagramなどのSNSを主戦場とする新星たちが続々と台頭しています。フィルターを通さないライブ配信で自身の「お腹のぷにぷに感」を堂々と見せるなど、オープンで飾らないスタイルが新たなファンの熱狂を生んでいます。