東京のカレーシーンでは今、この二つの境界線がさらに曖昧になるような「ハイブリッドカレー」が人気を集めている。例えば、キーマカレーの技法でスパイスを効かせつつ、仕上げに限界まで水分を飛ばしてドライカレー風に仕立てるアプローチだ。SNSでは「映える」立体的な盛り付けとともに、こうした進化したカレーが毎日タイムラインを賑わせている。
また、ヴィーガン対応のソイミート(大豆ミート)を使用したヘルシーなキーマや、和風出汁をベースにしたドライカレーなど、多様化は止まらない。単なる伝統の踏襲ではなく、現代の健康志向や食の多様性に合わせたアップデートが続いている。