長らく楽天グループの足かせと見なされてきた楽天モバイル。しかし、今回の発表で示した単月黒字化への到達プロセスは、極めて現実味を帯びたものだった。契約者数は大台を超え、懸念されていた解約率も過去最低水準まで低下している。
その背景にあるのは、プラチナバンド(700MHz帯)の本格運用による通信品質の劇的な改善だ。ビル影や地下でのつながりやすさが格段に向上したことで、大手3キャリアからの乗り換えが加速。自社回線エリアのカバー率向上に伴い、他社へのローミング費用支払いが大幅に削減されたことも、劇的な採算改善に直結した。