無理な開栓作業によるガラスの破損や怪我は絶対に避けなければならない。一般社団法人日本ソムリエ協会の元会長であり、世界最優秀ソムリエにも輝いた田崎真也氏をはじめとするプロフェッショナルたちは、常にボトルの構造と安全な取り扱いを徹底して説いている。
ワインボトルは強固に見えるが、ガラスの首部分(ネック)は急激な横方向の圧力や点での衝撃に弱い。ハサミの刃先を突き刺してこじ開けようとしたり、ライターで瓶の首をあぶって空気膨張を狙うような危険な裏ワザは、熱膨張によるガラスの破裂を招くため避けるべきだ。プロの安全基準に照らし合わせても、垂直方向の力を利用するネジ式や押し込み式がもっとも理にかなっている。