一方のタイガースにとって、スクーバルはチームの顔であり、ファンにとってのヒーローだ。当然、球団首脳陣も長期の大型契約延長を打診してきた。しかし、フリーエージェント(FA)権利の取得が近づく中、代理人スコット・ボラス氏との交渉は難航を極めていると報じられている。
もし仮に今夏を逃せば、スクーバルのトレード価値は時間の経過とともに低下してしまう。だからこそ、今が最大の売り時という冷酷なビジネスの論理が働く。タイガースフロント内部でも、「エースを引き留めてプレーオフを目指すのか」、それとも「ドジャースの肥沃なマイナー組織から将来の主力3〜4人を奪い取り、劇的なチーム再建を果たすのか」で激しい議論が戦わされている模様だ。