かつて一部のマニアやコレクターの趣味だったヴィンテージは、今やグローバルな持続可能性(サステナビリティ)の象徴として世界的に再評価されている。
ファストファッションへのカウンターカルチャー
大量生産・大量消費・大量廃棄を前提としたファストファッションに対する疑問から、すでに地球上に存在する高品質な衣類を長く愛用するライフスタイルが支持を集めている。1着のヴィンテージウェアを購入することは、新規製造にかかる炭素排出や水資源の消費を抑える環境的な選択でもある。
コレクターズアイテムとしての資産性とリセールバリュー
供給量が減少し続ける一方で世界的な需要が高まっているため、特定のヴィンテージアイテムは美術品や高級時計のように資産としての価値を確立している。リーバイスの「501XX」やヴィンテージのチャンピオン製スウェット(リバースウィーブ)、ロレックスやオメガの希少モデルは、経年によって価値が下がるどころか、オークション市場で年々高値を更新している。