その赤い腫れを放置するな!命に関わるダニ被害と正しい受診目安

その赤い腫れを放置するな!命に関わるダニ被害と正しい受診目安

その赤い腫れを放置するな!命に関わるダニ被害と正しい受診目安の要点を詳しく解説してご紹介します。

草むらや藪に潜む脅威はSFTSだけにとどまらない。北日本を中心に警戒されているライム病は、病原体を持つマダニに咬まれることで感染し、特徴的な「遊走性紅斑」と呼ばれる環状の紅斑が遠心状に拡大していく。初期の皮膚病変を見逃すと、数カ月から数年をかけて関節炎、顔面神経麻痺、心筋炎へと進行し、慢性的な後遺症に苦しむことになる。

一方、古くから日本各地で恐れられてきたツツガムシ病も見過ごせない。微小なツツガムシの幼虫に吸血されることで発症し、刺入部には「刺し口」と呼ばれる黒いかさぶた(痂皮)が形成される。高熱と全身の発疹、リンパ節の腫れが三徴として現れ、治療が遅れれば多臓器不全により死に至ることもある。刺された自覚がなくても、野山に入った数日後に皮膚の異変や発熱が現れたなら、迷わず病原体媒介の可能性を疑わなければならない。

林 結菜
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林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。