ドアを開けた瞬間に広がるのは、外観のコンパクトさからは想像もつかない開放的な空間だ。フロア高が低く抑えられており、小さな子どもや年配者でもステップに足をかけずにすんなり乗り降りできる。この「低床設計」こそ、日常の利便性を左右する最大のポイントだ。
シートアレンジの柔軟性も見逃せない。2列シート車(5人乗り)のフラットな荷室空間は、車中泊やマウンテンバイクの積載も容易にこなす。3列シート車(7人乗り)は、いざという時のサードシートとして大活躍する。普段は格納しておけば広大なラゲッジスペースになり、急な親戚の訪問や子どもの友達の送迎時だけサードシートを立ち上げる。この無駄のない設計思想が光る。