アルゴリズムが支配する現代のWeb空間では、著名人と新宗教を組み合わせたトピックが常に一定のトラフィックを集める。特に歴史の長い教団の場合、過去の著名な文化人との交流記録がネット上に残っているため、それが現代の人気タレントの名前と混同されやすい背景がある。
「あのトップ俳優が大本と繋がりがあるらしい」「大物アーティストのルーツに教団の影がある」といったまとめサイトの記述。その大半は、匿名の掲示板で発信された根拠のない投稿をソースとしている。にもかかわらず検索され続けるのは、大本という教団が持つ独特のミステリアスな空気感と、消費者が抱く「スターの裏の顔を知りたい」という知的好奇心が合致しているからに他ならない。