美味しい「だし」を作るための絶対条件は、野菜の水分量とネバネバ成分、そして調味料のバランスだ。基本の材料は拍子抜けするほどシンプルだが、この黄金比を守るだけで料亭のような上品な味わいに仕上がる。
【基本の材料(4〜5人前)】
・きゅうり:2本(みずみずしい新鮮なもの)
・ナス:1本(アク抜きがポイント)
・ミョウガ:2個(香りのアクセント)
・大葉(シソ):10枚(爽やかさの要)
・がごめ昆布(または粘りの強い刻み昆布):10〜15g
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ3〜4(または醤油大さじ2+みりん大さじ1+出汁)
・生姜(お好みで):1かけ
ここで重要なのは、がごめ昆布や納豆昆布といった「粘り気」を出す昆布を選ぶことだ。単に刻んだ野菜を醤油で和えるだけでは、野菜から出た水分で味がボヤけてしまう。昆布の強い粘りが調味料と野菜の水分をしっかり抱き込み、喉ごしの良い食感を生み出してくれるのだ。