初心者がもっともつまずきやすいのが、「摘芯」と「わき芽かき」の区別です。どちらもハサミや手でつるを切る作業ですが、その目的と切除する部位は明確に異なります。
「わき芽かき」とは、主枝と葉の付け根から伸びてくる小さな芽を、根元から完全に摘み取る作業です。初期の株作りにおいて、株元付近の風通しを確保し、親づるを丈夫に育てるために行います。
一方、「摘芯」は、すでに伸びてきたつるの先端(生長点)を途中で切り落とし、そのつるの伸長を止める作業を指します。子づるに実がついた際、その先の葉を1〜2枚残して先端を止めることで、実にしっかりと光合成産物を送り届ける役割を果たします。この2つの作業を適切に組み合わせることが、整枝の基本体系となります。