現代のK-POP振付は、単一のスタイルに収まらない。グラウンディングを意識した力強いヒップホップダンスの要素から、体幹の引き上げとラインの美しさを求めるコンテンポラリーダンス、さらにはポッピンやワックダンスまで、多岐にわたるジャンルが複雑に交錯する。
第一線で活躍する女性アーティストたちは、練習生時代からあらゆる舞踊形式の基礎を徹底的に叩き込まれる。ヒップホップダンス特有の深みのあるリズムのノリを保ちながら、瞬時にクラシックバレエ的な美しいシルエットへ移行する柔軟性。このジャンルの壁を軽々と超える適応力こそが、世界中の振付師を唸らせる最大の武器となっている。