急速に広がるキッズ ランだが、課題も存在する。
最大の問題は地域格差だ。都市部では毎週末に選択肢があるが、人口減少地域では年に1〜2回しか開催されない。この格差を埋めるため、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型イベントの開発が進んでいる。
また、一過性のブームで終わらせないための継続支援も重要だ。完走後のフォローアッププログラムや、日常的なランニング習慣につなげるコミュニティ形成が、次のステップとして求められている。
スポーツ庁は2025年度から「子ども運動促進基本計画」を策定し、キッズ ランを含む子ども向け運動プログラムへの助成金を拡充する方針を発表。年間予算15億円を投じ、全国の自治体と連携して開催数を現在の2倍に増やす目標を掲げている。