大魔闘演武の最終日、ウルティアは人生最大の決断を下します。未来から来たローグによって引き起こされた竜の襲来という危機に直面し、彼女は禁断の魔法「ラストエイジズ」を使用することを選択しました。
この魔法は自分の命と引き換えに時間を巻き戻すという究極の犠牲を必要とします。ウルティアは仲間たちを救うため、そしてこれまでの罪を償うため、この魔法を発動しました。彼女の身体は急速に老化し、若く美しかった姿は失われていきます。
一分間の奇跡
全てを賭けたウルティアでしたが、巻き戻せた時間はわずか一分間でした。絶望する彼女に、メルディは「その一分が誰かを救ったかもしれない」と語りかけます。実際、その一分間が多くの命を救う結果となっていました。
老婆の姿となったウルティアは、メルディとジェラールに看取られながら、初めて心からの平安を得ることができました。彼女の最期の表情は、長年背負ってきた重荷から解放された穏やかなものでした。