白山白川郷ホワイトロードを利用する際、事前に把握しておくべきは料金体系と所要時間のシミュレーションです。一般道への迂回ルート(国道156号・157号経由)と比較すると大幅なショートカットになりますが、山岳有料道路としての通行料が設定されています。
基本料金は、普通車で片道1,700円(往復2,600円)、軽自動車等で片道1,400円(往復2,200円)となっています。往復利用時は復路料金が割安になる設定ですが、観光ドライブでは石川県側(金沢・加賀温泉郷方面)から岐阜県側(白川郷・高山方面)へと「通り抜け」を行うケースが一般的です。
ここで見逃せないのが、観光促進を目的とした「温泉宿泊者限定の通行料キャッシュバックキャンペーン」などの各種割引制度です。指定の温泉街(白山市の一里野温泉や中宮温泉、白川郷周辺の宿泊施設など)に対象プランで宿泊すると、片道分の通行料金(または相当額の助成)が還元される施策がシーズンごとに展開されています。旅行日程を組む段階で参画宿泊施設を確認し、証明書を料金所で提示することで、実質的な移動コストを大幅に抑えることが可能です。
全線33.3キロメートルの純粋な通り抜け所要時間はノンストップで約60分〜70分ですが、この道路の真価は点在する展望台や滝に立ち寄ることにあります。写真撮影や後述する名所での小休止を含めると、最低でも2時間から3時間のドライブ時間を確保しておく計画が賢明です。