2014年1月11日、淡路恵子さんは食道がんのため80歳で旅立ちました。生前、彼女は周囲に対して「私が死んだら、棺の中にドラクエのソフトを入れてちょうだい」と明確な遺言を残していました。
その願いは見事に叶えられました。納棺の際には、愛用していたニンテンドーDS本体とともに、自らやり込んだお気に入りのソフトが静かに納められました。さらに通夜や告別式の祭壇には、親族や関係者の計らいによって大量のスライムのぬいぐるみやモンスターのフィギュアが飾られ、大女優の旅立ちを温かく彩りました。
葬儀には堀井雄二氏も参列し、心のこもった弔辞を捧げました。出棺時には『ドラゴンクエスト』の荘厳なテーマ曲が鳴り響き、参列者は涙とともに、永遠の冒険へと旅立つ「勇者・淡路恵子」を温かい拍手で見送ったのです。