太眉で知られる女性芸人たちの眉には、「天然の自眉」と「計算された舞台メイク」という2つのアプローチが存在します。その代表例がイモトアヤコさんと平野ノラさんです。
イモトアヤコ眉毛の理由と現場で愛用されるメイク道具
イモトアヤコさんが眉毛を極太に描くようになったきっかけは、2007年の『イッテQ!』珍獣ハンターオーディションでした。当時の番組スタッフの証言や本人のインタビューによると、「田舎から出てきた素朴でちょっとおかしな少女」というキャラクターを一目で際立たせるため、オーディション直前にペンシルで眉を太く描き足したことが始まりでした。
一部ネット上で「油性マジックで描いているのではないか」という噂が囁かれた時期もありましたが、実際には舞台用化粧品や水や汗に強いアイブロウペンシル(三善などのステージ用コスメ)が使用されています。過酷な登山ロケや極寒地、水中ダイブでも落ちない耐久性が求められるため、ウォータープルーフ仕様のアイライナーやフェイスペイント用コスメを重ねて定着させているのが実情です。
バラエティ番組のオフショットや本人の公式SNSで公開される女性芸人眉毛すっぴん画像を見ると、イモトさんの素顔は非常に整ったナチュラルな細眉であり、あの極太眉は完璧に計算されたプロフェッショナルな「戦闘服」であることが分かります。
平野ノラ太眉メイク特徴:80年代バブル期の様式美を完全再現
平野ノラさんの太眉は、1980年代後半のバブル経済期に流行した「太眉ブーム」を忠実にパロディ化したものです。当時の浅野温子さんや今井美樹さんらが牽引した直線的で濃い眉を、あえてコントラストの強いペンシルで濃く均一に塗りつぶし、原色の肩パットスーツや巨大なショルダーフォンと合わせることで、ネタのリアリティと笑いを爆発させました。