一方、結婚相手を探す婚活業界に目を向けると、興味深いミスマッチと新たなニーズが観測できる。国内最大手の結婚相談所ネットワークを運営する株式会社IBJの最新データや意識調査によれば、男性側の多くが「共働き」を希望する傾向が年々強まっている。経済的な不確実性を背景に、相手にも一定の収入を期待する声が多いのは事実だ。
しかし、婚活の現場を深く観察すると一歩踏み込んだ変化も起きている。高年収の男性経営者や多忙な専門職の中には、「自分が仕事に100%集中できるよう、家事や育児を全面的に任せられるパートナーを求めたい」と明確に望む層が一定数存在する。専業主婦希望というスタンスは、ターゲット層とアプローチ方法を見極めれば、強力な強みになり得るのだ。