ロッキード事件の真相と全貌|田中角栄逮捕と5億円の闇を徹底解剖

ロッキード事件の真相と全貌|田中角栄逮捕と5億円の闇を徹底解剖

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ロッキード事件の証拠追及において、世間の耳目を集めたのが捜査資料から次々と発見された「奇妙な暗号領収書」の存在でした。1976年2月のアメリカ上院外交委員会多国籍企業小委員会(通称:チャーチ委員会)の公聴会で公開された領収書には、米ドルや日本円の金額ではなく、以下のような不可解な記述が並んでいました。

  • 「I received 100 Peanuts.(ピーナッツ100個を受領した)」
  • 「I received 100 Pieces.(ピース100個を受領した)」

この暗号において、「ピーナッツ1個=100万円(100個=1億円)」、「ピース1個=100万円」を意味していました。丸紅の大久保利春専務がロッキード社側から裏金を受け取る際、発覚を防ぐために作成した受領証です。公聴会でこの領収書が突きつけられた瞬間、日本の政界工作が白日の下に晒されることになりました。

この巨大工作を裏で支えていたのが、戦後日本の地下水脈を牛耳っていたフィクサーたちです。その筆頭が、右翼運動や暴力団社会、政界の中枢に隠然たる影響力を持っていた児玉誉士夫でした。児玉はロッキード社の秘密代理人として総額21億円以上もの工作資金を受け取り、政財界への根回しを行っていました。事件発覚後、児玉邸には若手俳優による小型飛行機特攻自爆事件(児玉誉士夫邸セスナ機特攻事件)が起きるなど、日本中を巻き込む騒乱へ発展しました。

もう一人のキーマンが、国際興業の創業者で「政商」と呼ばれた小佐野賢治です。田中角栄と刎頸(ふんけい)の友の間柄であった小佐野は、全日空の大株主でもあり、機体選定において決定的な影響力を行使しました。国会の証人喚問に召喚された小佐野は、厳しい追及に対して表情をほとんど変えず、「記憶にございません」という答弁を数十回にわたって繰り返しました。このフレーズは当時の流行語となり、疑惑追及から逃れる常套句として後世に強烈な印象を残すことになります。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。