熱心なファンの間では、日本国内のみならず海外開催地へ直接足を運ぶ「現地観戦ツアー」の需要が急増しています。しかし、国際大会の現地参戦には、国内の興行とは大きく異なる特有のリスクとハードルが存在します。
まず押さえるべきは世界バレー男子チケット購入方法です。チケットはFIVBの公式チケットポータルサイトおよび開催国の正規販売代理店を通じて販売されます。発売開始直後はアクセス集中によるサーバーダウンが頻発し、日本戦のカテゴリー1(コートサイド席)は発売開始からわずか数分でソールドアウトする過熱ぶりです。5ちゃんねるや知恵袋、X(旧Twitter)上では、非公式の転売サイト(二次流通プラットフォーム)で定価の3〜5倍もの高額転売に手を出してしまい、入場時にQRコードが無効化されてトラブルに巻き込まれた被害報告も確認されています。必ず大会公式サイトの認証リンクを経由した正規購入を徹底しなければなりません。
さらに見落とされがちなのが世界バレー開催地会場アクセスと周辺のインフラ事情です。過去の国際大会でも課題となったのが、夜間セッション終了後の交通手段です。試合がフルセットにもつれ込み、現地時間の23時を過ぎた場合、最寄りの公共交通機関が運行を終了しているケースが珍しくありません。現地の配車アプリ(GrabやUber等)も会場周辺で深刻な供給不足に陥るため、事前にオフィシャルシャトルバスの有無を確認するか、会場から徒歩圏内の公式提携ホテルを確保しておくことが必須のリスクヘッジとなります。