幼い子どもを連れての外食は、常に緊張感と隣り合わせだ。テーブル席ではベビーカーの置き場所に困り、目を離した隙にスープやコップを倒してしまうリスクもつきまとう。そんな子育て世代の強い味方となっているのが、段差のないバリアフリー仕様のフラット座敷である。
「子供が転んでも安心だし、授乳やオムツ替えスペースが近くに整っている店が増えた。周りに気を使わずに温かい料理を食べられるのは本当にありがたい」。都内に住む30代の母親はそう語る。予約困難店として話題を集める店舗の多くは、こうした親子ニーズを徹底的に取り込んだ設計を行っている。