ダボと一口に言っても、その構造は単純な丸棒だけではありません。用途や積載重量に応じて様々なねじ込み式差し込みダボ種類が存在します。
一般的な家具に使われる「ストレート差し込みピン」は着脱が容易な反面、地震の揺れや棚板のたわみによって手前に抜け落ちやすい弱点を持っています。重い書籍や食器を安全に収納したい場合、ダボ穴自体に雌ネジが埋め込まれている家具なら「ねじ込み式ダボ」を採用することで、ピン自体の脱落を物理的に防ぐことが可能です。
さらに、近年注目を集めているのが耐荷重強化L型ダボです。棚板の底面をL字型の金具で面受けし、さらに棚板側にもピンが食い込む構造になっているため、前後のズレと脱落を強力に抑え込みます。ガラス棚板用には滑り止めの透明ウレタンゴムが一体化したタイプも登場しており、用途に応じた形状選択が耐震性を大きく左右します。