アイドル出身の俳優が映画に出演する際、ネット上では「話題性だけのキャスティングではないか」「演技が浮いてしまうのではないか」という厳しい目が向けられがちです。山下美月に関しても、初期には同様の懸念を抱く映画ファンの声が一部で見受けられました。
映画レビューサイト(Filmarksや映画.comなど)やSNSの書き込みを分析すると、その評価は作品を追うごとに劇的な変化を遂げています。
- 公開前・初期の反応:「乃木坂のビジュアル担当としての出演かと思っていた」「人気コミックの実写化でアイドル起用は大丈夫か」
- 鑑賞後のリアルな声:「エンドロールを見るまで山下美月だと気づかないほど役に溶け込んでいた」「冷酷な表情と取り乱したときのギャップが凄まじい」「目の奥にある感情のグラデーションが本物の映画女優」
特に『六人の嘘つきな大学生』の公開後は、「元乃木坂46という肩書きが不要なほどの実力派」という論調が定着しました。感情を大声で爆発させるだけでなく、沈黙や目線の揺らぎで語る「引き算の演技」ができる点に、多くの映画ファンが唸らされています。