Excelの仕様上、標準のオブジェクト挿入では「PDFの1ページ目」しか表示できません。2ページ以降の図解やテキストをシート上に直接展開したい場合は、以下のいずれかの手法を採用します。
・ページごとの画像分割配置
全ページを一覧させたい場合は、PDFをページごとに連番画像として保存し、Excelの「画像の挿入」で全ファイルを選択して一括配置します。配置後に整列機能を使えば、縦や横に綺麗に並べることが可能です。
・Power Queryによるデータ抽出(表形式PDFの場合)
PDFの中身が売上表や一覧データである場合、画像として貼るよりもデータそのものを取り込む方が業務効率は上がります。「データ」タブ→「データの取得」→「ファイルから」→「PDFから」を選択すると、Power QueryがPDF内のテーブルを自動認識し、編集可能なExcelデータとして瞬時に展開してくれます。
・OneDrive/SharePoint上のクラウドリンク活用
ページ数が膨大なマニュアルを添付すると、Excelファイルの容量が数十メガバイトに肥大化します。クラウドストレージにPDFを保存し、該当セルに共有URLをハイパーリンク(Ctrl + K)として設定すれば、ブックを軽量に保ちながら誰でもブラウザ上で全ページを快適に閲覧できます。