高齢者施設や小さなお子様がいるご家庭でも絶対に失敗しない、立体感あふれるアレンジテクニックを専門家が特別伝授します。平面的になりがちな折り紙を、まるで本物の生花のように生き生きと仕上げるコツは、紙の重なりと指の腹を使った「空気の膨らませ方」にあります。
カーネーションを折る際は、ギザギザのフリル感を表現するためにペーパーナプキンやピンキングハサミを活用するのがプロの裏技。薄い紙を4枚重ねて中心を留め、一枚ずつ根元から優しく立ち上げることで、驚くほどボリューミーな八重咲きの花冠が完成します。指先の筋力が弱い高齢者でも、破れにくい不織布シートを使えば簡単に華やかな一品が作れます。
一方、端午の節句を彩る菖蒲は、角をきっちりと合わせる「線取り」が命です。葉のゆるやかなカーブは、竹串やペン軸にしならせることで本物そっクリの美しい曲線を描きます。子供と一緒に折る場合は、あらかじめ折り線のガイドを鉛筆で薄く引いておくと、迷わずにシャープな造形美を仕上げることができます。