ネット上の掲示板や知恵袋などでは、運転免許センターの業務範囲に関して誤った認識が流布されています。現地で門前払いを食らわないために、以下の「決定的な3つの盲点」を把握しておかなければなりません。
誤解1:「免許証を無くしていても日曜日に再交付と更新が同時にできる」という罠
最も被害件数の多い誤解が、免許証の紛失・破損に伴う「再交付」と「更新」の同時申請です。運転免許証の再交付手続きは「平日のみ」の取り扱いとなっており、日曜受付では免許証を現認できない状態での更新手続きを受け付けていません。紛失した状態で日曜日の豊崎へ行っても、手続きを一切進めることはできず、平日に有給休暇を取得して再来訪する羽目になります。
誤解2:「住所変更(記載事項変更)は公共料金の領収書なら何でも通る」という誤認
転居に伴う住所変更(記載事項変更)を同時に行う場合、持参する確認書類に厳格な規定があります。認められるのは住民票の写し(マイナンバー記載なし、またはマスキングされたもの)、マイナンバーカード(通知カード不可)、健康保険証、あるいは本人名義で現住所が明記された消印付き郵便物等です。ネット上で「公共料金の利用明細Web画面を見せれば良い」といった書き込みが見られますが、公的機関が発行した印刷物でない場合は受付で不受理となるリスクが極めて高くなります。
誤解3:「高齢者講習や認知機能検査は免許センターで当日受けられる」という誤算
75歳以上のドライバーに義務付けられている認知機能検査や、70歳以上の高齢者講習は、豊崎本所で当日飛び込み受講することは不可能です。自動車教習所や指定施設に対し、誕生日の数か月前から事前予約を取り、受講完了後に交付される「証明書」を持参して初めて免許更新窓口に並ぶことができます。沖縄県内でも受講枠の予約倍率は高く、受講期限切れによる免許失効トラブルが社会問題化しています。
なお、新規取得者が受ける学科試験についても、平日の指定時間帯(午前8時30分〜9時15分、午後13時00分〜13時45分など)に厳格に受付が区切られており、日曜日は学科試験自体が実施されていない点も周知されるべき基本事実です。