北陸有数のパワースポットとしてその名を知られる富山市八尾町の杉原神社ですが、参拝者が口を揃えて「凄すぎる」と評する理由は、風光明媚な景色や社殿の壮麗さだけではありません。最大の理由は、相談者が抱える根本的な苦しみや原因不明の不調に対して、神職が極めて具体的な解決の糸口を提示してくれる点にあります。
杉原神社の主祭神は、開拓や農業、病気平癒の神として崇敬される辟田彦命(へきたひこのみこと)と辟田姫命(へきたひめのみこと)の二柱。古くから災厄を祓い、心身の清浄を取り戻す神社として信仰を集めてきました。この由緒ある神社が現代において特異な注目を浴びるようになった契機は、代々受け継がれてきた神道儀礼に基づきながら、個々人の運命や因縁に踏み込んで対話を行う宮司による人生相談の存在です。
一般的に神社の祈祷といえば、祝詞を奏上して玉串を捧げる一連の儀礼で完結することが大半です。しかし杉原神社では、神示を仰ぎながら相談者本人が気づいていない根本原因――たとえば住環境の乱れ、家族関係の歪み、あるいは本人の心の持ちよう――を鋭く言語化していきます。「気休めの励ましではなく、現実を好転させるための具体的な行動指針を授けてくれる」。この実効性こそが、北海道から沖縄まで海を越えて参拝者が押し寄せる原動力となっています。