宮沢りえを語る上で、1991年に発表された写真集『Santa Fe』を避けて通ることはできない。当時18歳だった彼女が見せた瑞々しいヌードは、社会現象となり、日本のエンターテインメント史に深く刻まれた。あれから30年以上の歳月が流れた。
しかし、彼女の魅力は過去の栄光に縛られてはいない。むしろ、年齢を重ねるごとに「その時々のベスト」を更新し続けている。シワの一本一本さえも魅力的に見せるその佇まいは、アンチエイジング(抗老化)という言葉を超越した、ウェルエイジング(美しく老いる)の極みと言えるだろう。