東京駅周辺のつけ麺シーンを語る上で避けて通れないのが、八重洲口地下の「東京ラーメンストリート 六厘舎」と、丸の内口「KITTE」の「松戸富田麺絆」による頂上決戦です。どちらも東京駅 つけ麺 濃厚魚介豚骨の最高峰として君臨していますが、その設計思想には明確な違いが存在します。
六厘舎の強みは、濃厚でありながらも最後の一滴まで飲み干しやすい「重厚さとキレの黄金比」にあります。スープ表面に浮かぶ特製魚粉を溶かし込むことで香りが立ち上がり、力強い太麺をがっちり受け止めます。また、朝7時30分から提供される「朝つけめん」は、出汁をすっきりと仕上げており、出張前の活力源として定着しています。
対する松戸富田麺絆は、「超高濃度・超濃密」の極限を追求しています。豚骨・鶏ガラのゼラチン質と魚介粉末が完全に乳化したスープはポタージュのように麺に絡みつき、小麦の風味をダイレクトに引き立てます。TOKYO-Xのチャーシューは肉の旨味が凝縮されており、一杯の料理としての完成度とラグジュアリー感において右に出るものはいません。