クラシックギアシーンの中核をなすのが、木目の美しいパーシモンウッドと、鍛造スチールの芸術品とも称されるマッスルバックアイアンである。柿の木から削り出されたパーシモンヘッドは、ボールを包み込むような柔らかい打感と独特の吸い付き感を誇る。ミスショットに対する寛容性は極めて低いものの、狙い通りの弾道を描いた際の達成感は最新のチタン製ドライバーの比ではない。
同様に、背面の肉厚な金属ブロックが印象的なマッスルバックアイアンは、操作性の高さと分厚いインパクト感でゴルファーを魅了し続ける。球筋を左右に打ち分け、高低差を自在にコントロールする感覚は、プレースタイルを自らの手で支配する悦びを思い出させてくれるのだ。