美浦トレセン快進撃の真相|新坂路と西高東低解消の裏側を徹底解剖

美浦トレセン快進撃の真相|新坂路と西高東低解消の裏側を徹底解剖

美浦トレセン快進撃の真相|新坂路と西高東低解消の裏側を徹底解剖を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

半世紀にわたる東西格差の根源は、坂路コースのスケール差にありました。1985年に栗東へ導入された坂路が高低差32メートルを誇っていたのに対し、美浦の旧坂路は高低差がわずか18メートル程度にとどまり、「傾斜が緩すぎて十分な負荷がかからない」と指摘され続けてきた経緯があります。この絶対的な落差を埋めるべく断行されたのが、地下を掘り下げて高低差を拡張する大規模な坂路改修でした。

項目美浦トレーニングセンター(最新)栗東トレーニングセンター編集部の見解・評価坂路の高低差・勾配高低差 約33.0m(最大勾配 5.8%)高低差 約32.0m(最大勾配 4.5%)美浦が栗東を1メートル上回り、負荷強度は完全に逆転した。走路延長・地下構造全長1,200m(掘り下げによる地下トンネル構造)全長1,024m(自然地形を活用した構造)美浦はスタート直後から傾斜が始まり、全域で持続的な負荷がかかる。周回コース(ウッドチップ)南W・北Cなど広大(自動計測システム完備)CWコース(左右両回り可能・自動計測完備)美浦の敷地面積(約224万㎡)を活かした周回コースの広さは従来から圧倒的。調教タイムの基準(4F)52秒台〜53秒台で好時計判定51秒台〜52秒台で好時計判定美浦は時計がかかるタフな馬場へと変化。数字の単純比較は禁物。

上の表が示すとおり、美浦の坂路は地下約15メートルまで掘り下げてスタート地点を後退させたことで、栗東を凌駕する高低差を獲得しました。勾配の立ち上がりも険しく、序盤から息を抜けない設計となっています。このハード面の逆転により、美浦と栗東のコース特徴の差は「東の弱点」から「東の武器」へと昇華し、東西格差の解消を決定づけました。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。