ネット上でよく見られる誤解の一つに、「シフォンケーキはスポンジケーキと同じように常温で何日も放置して問題ない」という認識があります。しかし、シフォンシフォンが誇る極上の水分量は、外気や乾燥に対して非常にデリケートです。
乾燥した室内にラップをかけず放置すると、わずか数時間で自慢のしっとり感が損なわれてしまいます。入手後は、直射日光・高温多湿を避けるのはもちろんのこと、当日中に食べ切れない場合は1カットずつ隙間なく密閉用ラップで包み、保存袋に入れて冷蔵または冷凍保存するのがプロ推奨の手順です。
冷凍したシフォンケーキを食べる際は、電子レンジで急激に加熱すると水分が蒸発して生地が硬化するため厳禁です。冷蔵庫内で数時間かけて自然解凍するか、常温で30分ほど置いてから口に運ぶことで、焼きたてに近い弾力とシルキーな舌触りが見事に蘇ります。