胃腸が弱っているときの胃もたれの治し方として、もっとも基本的なアプローチは「胃の滞留時間を短くする食事」を選ぶことです。食べ物が胃の中に留まる時間は、栄養素や形状によって大きく異なります。脂質が多い揚げ物などは消化に4〜5時間以上かかるのに対し、炭水化物や水分を多く含んだ柔らかい食事であれば2時間前後で腸へと送られます。
消化に優れた食品の共通項は主に4つあります。「脂質が極めて少ないこと」「食物繊維(特に不溶性食物繊維)が控えめであること」「温かく柔らかい形状であること」「刺激物(カフェイン・唐辛子・強い酸味)を含まないこと」です。胃酸の過剰分泌を抑え、胃粘膜への物理的・化学的刺激を最小限にとどめることが、素早い回復への近道となります。