ネット上やファンの間で長年囁かれてきた「霜降り明星 同期 不仲説」。これには火のない所に煙は立たない、リアルな下積み時代の葛藤がありました。
粗品はプロ入り直後から「天才」ともてはやされ、さらにコンビ結成からわずか数年で「M-1グランプリ2018」を最年少制覇。一気にスターダムへ駆け上がりました。当時、大阪の劇場(よしもと漫才劇場)で泥水をすすりながら競い合っていた33期の仲間たちにとって、彼らのスピード出世は強烈な羨望と嫉妬の対象となったのです。
実際、粗品自身も過去の番組で「当時は尖り散らかしていて、同期ともほとんど喋らなかった」「全員敵だと思っていた」と述懐しています。突出した才能と突き放すような自信が、周囲との間に一時的な壁を作っていたのは事実でした。
しかし、ビスケットブラザーズのKOC優勝やマユリカのM-1決勝進出、男性ブランコのブレイクなど、同期の実力派たちが次々と全国区へ名乗りを上げたことで関係性は劇的に変化しました。追いつき、認め合ったことで現在では互いのYouTubeや冠番組で遠慮のないプロレスを繰り広げる、強固な戦友関係へと昇華しています。