朝の貴重な15分を、鏡の前でワックスと格闘することに費やす時代は終わった。短髪にパーマを仕込む最大の功績は、再現性の劇的な向上にある。毛束にあらかじめ形状記憶のような動きがついているため、髪を軽く濡らしてスタイリング剤を揉み込むだけでセットが完了する。
従来の立ち上げスタイルでは、夕方になると湿気や汗でペタンと潰れてしまう悩みがつきまとっていた。しかし、カールやウェーブの立体感がベースにあることで、髪のボリュームが一日中持続する。洗練された印象を与えつつ、日常の手間を極限まで削ぎ落とす——これこそが現代のメンズグルーミングにおける至高の回答と言える。