スーパーのデザートコーナーといえば、大手製パンメーカーやチルドデザートメーカーの商品が並ぶのが一般的ですが、トライアルで圧倒的な存在感を放っているのが自社製スイーツです。低価格と本格的な味を両立できる背景には、トライアル独自の徹底した製造・流通システムが存在します。
最大の強みは、グループ傘下の食品メーカーである「明治屋」を中心としたセントラルキッチンでの内製化です。洋菓子専門の職人やシェフがレシピ開発に直接関わり、原料の選定から製造ラインまでを自社グループで完結させています。中間マージンを極限まで削ぎ落とすことで、高級洋菓子店と同じ乳脂肪分の高い生クリームや厳選卵を惜しみなく使用しながら、驚きの低価格を実現しました。
さらに、トライアルが得意とするスマートストア技術やリテールAIによる高度な需要予測も大きな役割を果たしています。店舗ごとの売れ行きデータをリアルタイムで分析し、無駄な製造ロスや廃棄を徹底排除。浮いたコストをすべて原材料のグレードアップに還元することで、消費者が思わず息をのむ「感動のコストパフォーマンス」を生み出しています。